皆さんは『マウスピース矯正』にどんなイメージを持っていますか!?「見た目が気にならない」「取り外しが簡単」など、たくさんのメリットがあると言われていまよね。
でも、それって本当に体験した人の意見でしょうか?実際のところはどうなんでしょうか。
矯正治療には「体験してみないとわからない本当のメリット・デメリット」が存在します。筆者も矯正治療を始める前には知らなかったことがたくさんありました。
この記事では、マウスピース矯正を実際に体験した筆者が、そのリアルな体験談をもとに、マウスピース矯正をして本当に良かったこと(メリット)・大変だったこと(デメリット)を徹底的に解説します。
「矯正をしてみたいけど実体験の情報が少ない・・・」と感じているあなたへ、これを読めば、あなたもマウスピース矯正の真実に気づくこと間違いなしです!
矯正を検討していますが、費用が高いため迷っています。HPには載っていない、実際に体験した人だけが知っている「矯正をして良かったこと」「大変だったこと」などを教えて欲しいです。
矯正をして得られたメリット(良かった事)
まず初めに「矯正をして良かったこと」を5点ご紹介します。
①虫歯・口臭が無くなった
矯正治療を始めてから、歯磨きをする回数が劇的に増えたためか、虫歯ができにくくなりました。以前は外出先で歯磨きをすることはほとんどありませんでしたが、今では食べた直後の歯磨きが習慣になっています。また、デンタルフロスを使うようになってからは奥歯の汚れもしっかり取れるようになり、口内炎や口臭など口内環境が改善されました。
また、歯並びが整ったことで歯磨きがしやすくなったのも大きなメリットです。以前はガタガタしていた歯の裏側や八重歯の周りを磨くのにひと手間かかりましたが、今は一直線で簡単に磨けています。
②外見へのコンプレックスが減った
若い頃から歯並びの悪さはコンプレックスでした。ホワイトニングなどの美容医療を受けていましたが、「いつかきれいな歯並びを手に入れたい」とずっと思っていました。
今回、念願の矯正治療を受けたことで歯並びが整い、自分の外見に対する満足感が増しました。最近は鏡で整った歯並びを見るのが日課になっています笑
夢を叶えるのが少し遅くなり、アラフィフでの矯正開始にはなりましたが、本当に良かったと思っています。自信を持てるようになり、日常生活がより楽しくなりました。
③痩せた
「矯正でダイエット!?」と驚かれるかもしれませんが、実は本当です。マウスピースを装着している間はお菓子や甘味料入りの飲み物がNGなので、自然と間食が減ります。外せば食べられるのですが、面倒くささが勝ってしまって笑 結果的に体重も落ちました。思わぬメリットに喜んでいます。
ただし、反動でマウスピースを外している間に「まとめ食べ・ドカ食い」をするようになりがちです。自己管理には気を付けて下さい!
④口元を隠さずに笑えるようになった
今までは大笑いする時に歯並びが気になり、つい口元を手で隠してしまうことがありました。近距離で話す際も、口元に手を置くのが癖でした。
しかし、矯正治療を受けたことで歯並びを気にせず自然な笑顔を見せることができるようになり、近距離でも口元を隠すことなく自信を持って話せるようになりました。
⑤写真を撮るのが楽しくなった
矯正治療を受ける前は、写真を撮る時に無意識に口を閉じて笑っていました。(見返してみると、そんな写真が多かったです。)
今では、笑顔で写真を撮るのが楽しくなりました。友人や家族と一緒に、いつも以上に歯を見せながら撮る写真が増え、スマホアプリのアルバムが充実しています。
マウスピース矯正を選択して良かったこと
ここからは、マウスピース矯正を選んで得られたメリットをご紹介します。ワイヤー矯正にはない、マウスピース矯正ならではの良かった点をまとめました。
①目立たない
なんと言ってもこれが一番のメリットです。マウスピース矯正は透明な素材で作られているため、装着していてもほとんど目立ちません。日常生活や仕事、人と話すときなどに矯正器具が気になることはほとんどなく、自信を持って過ごすことができます。これはワイヤー矯正では得られない一番の快適さだと思います。
友人に「マウスピース矯正してるんだ」と打ち明けて初めて気づく、という程度で本当に目立ちません。
②取り外せば食事に制限が無い
マウスピース矯正の大きな魅力の一つは、簡単に取り外せることです。そして取り外しさえすれば、食事の際に特別な制限がなく、好きなものを食べることができます。
ワイヤー矯正では、硬い食べ物や粘着性のある食べ物を避ける必要がありますが、マウスピース矯正ならその心配がない分、食生活のストレスが軽減されます。
③矯正期間が短い
マウスピース矯正は、従来のワイヤー矯正に比べて治療期間が短いことが多いです。(もちろん人や症例によりますが・・・)
筆者の場合、医師から提案された治療計画はわずか9ヶ月で完了しました(3ターム契約の2ターム目で完了し、現在はより美しく整えるために3ターム目を行っています)
一年経たずに完了したのは感動的でした。正直「こんなことなら、もっと早く始めればよかった」と思っています。
計画的にマウスピースを交換することで効率的に歯を動かし、短期間で理想の歯並びを実現できるのがマウスピース矯正の大きな魅力の一つです。
④メンテナンスが簡単
マウスピースは取り外して洗浄できるので、メンテナンスがとても簡単です。
家に帰ったら、マウスピースを外して専用の洗浄剤を溶かした水に浸けるだけで、簡単に清潔を保てます。ワイヤー矯正のメンテナンス方法がわからないので比べることはできませんが、この洗浄剤のおかげで非常に楽にメンテナンスができていると感じています。
マウスピース矯正ならではの「大変だったこと」
マウスピース矯正をして大変だったこともあります。「ワイヤー矯正だったらこの思いはしなくて済んだんだろうな」と思うこと、正直にご紹介します!
①時間管理(装着時間を守るための自己管理)
マウスピース矯正は、自己管理が成功のカギです。毎日20時間以上の装着が推奨されているため、時間管理が大変です。特に家族や友人との食事や食べ歩きなど、外出時に装着時間や装着場所を確保するのは想像以上に難しいと思います。
ワイヤー矯正では歯医者さんに行かないと器具が外せないため、簡単にやめることはできませんが、マウスピースはやめようと思えばその日のうちにやめられます。最後まで完走するには意志を強く持って行う「自己管理」が非常に重要です。
*取り入れてから時間管理が各段に楽になった、便利なアプリについて紹介しています。ほとんどの機能が無料で使えますので、ぜひ参考にしてみて下さい!
②装着時の飲食が限られる
マウスピースを装着している間は、飲食に制限があります。食事はもちろん、甘味料の入った飲み物や色の濃い飲み物はマウスピースに臭いや色移りする可能性があるため要注意です。
また、変形の恐れがあるため温かい飲み物も基本的にNGです。温かいお茶が好きな筆者にとって、これが一番つらい制限でした。
③若干の活舌の悪さ
見た目はほとんど目立たないマウスピース矯正ですが、活舌(話し方)については、取り外している時とはやはり違う感じがします。
相手は気付いていないかもしれませんが、自分では気になってしまいます。「入れ歯だと思われているかな。マウスピース矯正中って伝えた方が良いかしら?」なんて、余計な心配をすることもありました笑
④新しいマウスピースの到着が遅い*
私の治療は「タームごと」にわかれてました。各タームが完了するたびに、歯列の状態をかたどり、新しい治療計画に基づいたマウスピースを作成してもらいます。
しかし、会社がアメリカにあるため、新しいマウスピースが届くまで1カ月近く時間がかかりました。その間、各ターム最後のマウスピースを1ヶ月ほど使用しなければなりません。普段は1週間ごとに交換するマウスピースなので、強度が弱く、汚れや変形を感じながら使い続けるのが大変でした。
⑤紛失や破損のリスク
マウスピースは取り外しが簡単なため、紛失や破損のリスクがあります。特に「外出時のうっかり忘れ」には注意が必要です。
トイレに行って取り外しができれば良いのですが、席で外してケースに入れず、ティッシュや紙ナフキンに包んだままテーブルに置きっぱなしにしてしまこともあります。店員さんがゴミだと思い回収してしまい、気づかずゴミ箱に・・・なんてこともあるようです。
マウスピースはオーダーメイドのため世界に一つだけのものです。紛失や破損した場合、新しいマウスピースを作るのに時間と費用がかかることもあります。外した後のマウスピースは取り扱いに十分注意しましょう。
番外編:矯正を始めて気になるようになったこと
メリット・デメリットではありませんが、矯正を始めてから「周りの人の歯並び」が気になるようになりました。話している人の口元をつい見てしまったり、昔からの友人に改めて「こんな歯並びだったんだ」と気づくことも多いです。
特にテレビや動画を見ていると芸能人や歌手の歯並びの美しさに感心することが増えました。昔、「芸能人は歯が命」というCMを見たことがありますが、本当にその通りだと実感しています笑
もしかしたらこの記事を読んだ後、皆さんも周りの方の歯並びが気になり始めるかもしれません笑
まとめ
今回は筆者の体験談を元に、マウスピース矯正のリアルなメリット・デメリットを本音でレビューしました。これは一個人の意見であり、すべてのユーザー同じ意見を持つかはわかりませんが、矯正を始めて気づいたことや矯正前に知っておけば良かったことを余すところなく記事にまとめました。
「ネットで言われていることはやっぱり本当だった!」と納得できたり「こんなこと知らなかった」と思うことがあれば嬉しいです。
矯正には高い費用がかかるため、失敗や後悔のないように事前の知識を持つことが重要です。本記事が矯正を始めようか悩んでいる方の参考になれば幸いです。
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